トラッキー第1回「2020年プロ野球新年会」ラッキー



擬音王:
28万5000Hit記念!!2020年プロ野球新年会〜!!!
・・・という事で、2019年のプロ野球を振り返る会を開催したいと思います。
なお、阿辺留氏は諸事情により欠席なので、鶴屋王と2人で進めます。

まずは、セ・パ両リーグの順位予想結果をドーンと出してしまいましょう。
※下記、赤字のチームは予想が的中したチームです。(2019年3月に行った順位予想の詳細は、こちら)


セ・リーグ
最終順位
1位 巨人
2位 DeNA
3位 阪神
4位 広島
5位 中日
6位 ヤクルト


擬音王
1位 広島
2位 巨人
3位 DeNA
4位 ヤクルト
5位 阪神
6位 中日
鶴屋王
1位 阪神
2位 広島
3位 ヤクルト
4位 DeNA
5位 巨人
6位 中日



パ・リーグ
最終順位
1位 西武
2位 ソフトバンク
3位 楽天
4位 ロッテ
5位 日本ハム
6位 オリックス


擬音王
1位 ソフトバンク
2位 西武
3位 楽天
4位 日本ハム
5位 オリックス
6位 ロッテ
鶴屋王
1位 日本ハム
2位 ソフトバンク
3位 西武
4位 ロッテ
5位 楽天
6位 オリックス



擬音王: 去年はセの予想が全滅という惨憺たる結果に(汗)まあ、阪神が最後まさかの6連勝締めで3位に&CSもファイナルまで進出したのは、ファンとしては嬉しい誤算でした。けど、去年も相変わらずの貧打ぶりは全く変わりなかったし、藤浪も復活せずで終わったし、鳥谷を巡ってのゴタゴタもあったし、ジョンソン・ドリスは退団したし・・・内容を見ていくと、ネガティブな要素しか思い浮かばん(苦笑)
鶴屋王: いいとこいっぱいあったやん!原口の復活とか、近本の疑惑のオールスターサイクル安打とか、ソラーテのセクシータイムとか(笑)。まあ矢野監督も1年目でいろいろ試行錯誤してたところで、失敗はしながらも道筋は見えてきたと思う。それにしても毎回思うのが、阪神ファンはほんま忍耐力のない人種やなあ。矢野監督就任した時に皆「2年は我慢する」とかあちこちで聞いてたけどなあ。大山4番を続けるだけでここまで叩かれるかね。そら大山打たへんのぱっと見で分かるやん、右足引いて右打ちばっかりしてたら(笑)。貧打を解消するのはコーチの仕事。片岡とか濱中とかに任せるからこうなんねん。それだけに中日からコーチで井上一樹を連れてきたのは矢野監督お見事。大丈夫ちゃんと良い方向に向かってるよ。でも鳥谷がいる間に優勝したかったなあ。
擬音王: ああ、そう言われてみれば良い事もあったか(笑)まあシーズンオフはボーアとかサンズとか外国人を積極的に補強した一方で、ドラフトでは将来性豊かな高校生を沢山指名して、チーム作りの方向性は悪くないかもね。ただジョンソン・ドリスの退団は痛い・・・せめてどちらかは残って欲しかった。日本国内の他球団には行かなさそうなのがせめてもの救いやわ。鳥谷は何というか・・・あれだけの選手なんやし、阪神でスッキリ終われたら良かったんやけど。かつての藤田平とか遠山とかやないけど、鳥谷が退団したとたんに優勝したりして(苦笑)
鶴屋王: 次の目標としては藤川球児がいる間に優勝を…、というのはまた次の話として、レギュラーシーズン最後の6連勝フィニッシュからのCS出場は久しぶりに熱くなれた。自分はCSは反対派やけど、あれだけ盛り上がっちゃうとそれだけ意義も大きくなるし、CSやめてまえと言いづらくなるのがどうなのかという思いもあるね。で、あれだけ必死の思いでDeNAに勝って、2ラウンド目に進んだらコロッと巨人にやられて、その巨人もソフトバンクにコロッとやられて、何や底辺の争いやったんやと完全に目は覚めた訳やけど(笑)。
擬音王: そのソフトバンクもレギュラーシーズン2位やからなあ。交流戦見ても、セとパの格差は相当あるんやろね。それはそれとして、セの巨人優勝と広島4位は、単純に見れば丸FA移籍の影響が大きかったという事なんやろか。広島は新井という精神的支柱が抜けた事も大きかったような気がするな。
鶴屋王: 原監督になった途端優勝、ということは采配と格の差が他チームよりあったという事なんでしょう。あと意外にゲレーロが働いた(笑)広島は地力はそこまで変わってないけど、いきなり大連敗したり、何かもろさと言うかまとまりが欠けた感じがし始めたよね。でもまあ若手の台頭もあるし、これから持ち直してくるんやろうと思ってたら、阪神の奇跡のせいでまさかのBクラスに突き落とされて、そのショックのまま緒方監督を解任してしまった。これは早まったと思うよ。敵としては「よっしゃ」やけど、セリーグの壁としてどっしり立っておいてもらいたいんやけどなあ。
擬音王: 広島は自前で選手を育てていくチームカラーなだけに、一度落ちると立て直すまでに時間がかかるような気はするな。それと2位になったDeNA、直接対決では阪神がかなり優位だっただけに「あれ、2位なん?」みたいな所はある(笑)確かに打線の破壊力は阪神よりはるかに上やし、抑え(山崎康)が盤石やから強いのは確かやけど。あと中日・ヤクルトは順位は予想と違っても、Bクラスなんはその通りやったな。
鶴屋王: DeNAは良い素材をいっぱい持ってるのにラミレス監督が采配ではしゃいじゃって結局あららという感じ。7月に首位巨人を0.5差まで追い詰めた時に1回でもひっくり返しとけば歴史は変わる予感はあっただけにもったいなかった。ヤクルトは毎年恒例のケガ人祭は無かったのになんでこんな結果になっちゃったのか。
擬音王: ヤクルトはやっぱり5〜6月の16連敗が痛かったね。あれは単にチーム力だけやなく、様々な悪い要素が重なったというか・・・それも前半戦での16連敗やから、早々にモチベーションも保てなくなったんでしょう。ある意味そのおかげで村上使い続ける環境ができて新人王取れたんやから、それだけは良かったんちゃう(苦笑)

という事で、セはこれぐらいにしてパにいきましょう。パは去年もソフトバンク優勝できんかったねえ。別にソフトバンクファンやないけど、あれだけの戦力を持っていながらなぜレギュラーシーズンでは優勝できないのか。実際日本シリーズでは巨人を圧倒した訳やし、不思議やわ・・・。
鶴屋王: 毎年交流戦で思うけど、パリーグのチームは対戦中にセリーグと露骨に力の差を感じる。特に西武とソフトバンクは3連戦1勝出来れば御の字っ、と祈る思いで見てるけど、西武なんて秋山に山川に森友哉におかわり君もいて、あれは反則やわ。1点の攻防でヒイヒイ言ってるのがばかばかしくなる。でもパリーグ最下位の防御率が物語るように「野球はピッチャー」なんやろうね。走攻守で二の矢三の矢が次々出てくるソフトバンクの方が戦い方を知ってる。でさらにバレンティンも来るんやろ?いる?こけても痛くも痒くもない選手に5億出せるソフトバンク、やっぱ日本のプロ野球はソフトバンク中心に回ってるわ。
擬音王: まあ去年の西武とソフトバンクはレギュラーシーズン紙一重やったし、やっぱりソフトバンク中心なのは間違いないんやろなあ。おかしな言い方やけど、そのソフトバンクと西武に鍛えられてるオリックスが、パでは最下位でも交流戦では上位に来るのが分かる気がするわ。パは正直、ソフトバンクと西武が強過ぎて他の4チームは印象薄いんやけど(苦笑)、日本ハムが意外に振るわんかったのと、オリックス応援してたけどやっぱダメやったか・・・という所かな。
鶴屋王: 想定してなかった4位ロッテと6位オリックスが当たった(笑)。西武とソフトバンクの2強に次ぐ存在としては、去年は楽天が前半西武とソフトバンクを食うほど勢いに乗っていて、則本のケガで後半は失速したけど、後ろがしっかりしていたから大きな負け越しは無かった。4位ロッテとは投手力の差が出ましたな、と順位当てたから上から目線で言ってみる(笑)。オリックスはやっぱりこのパリーグではメンツも地力も弱い。少なくとも今年は久しくいなかったバリバリのメジャーリーガーのジョーンズが来て看板が出来あがったら変わってくると思うよ、と順位当てたから上から目線で言ってみる(笑)
擬音王: セは全滅のみならず、パも楽天しか当たらんかった身としては何とも言いにくいけど(苦笑)、オリックスはもうちょっと上に行けるはずやと個人的には思ってるんやけどなあ。実際、そんなに大差をつけられての最下位でもないし・・・ここは阪神と同じく新外国人打者が毎年のようにイマイチな印象やから、鶴屋王の言う通りジョーンズに期待やね。

という事で、時間が来てしまいましたのでここらでお開きに致しましょう。以上、2018年プロ野球新年会でした!

(〜2020/1/18 擬音王宅にて収録〜)





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