トラッキー第1回「2018年プロ野球忘年会」ラッキー



擬音王:
28万3500Hit記念!!2018年プロ野球忘年会〜!!!
・・・という事で、2018年のプロ野球を振り返る会を開催したいと思います。
なお、阿辺留氏は諸事情により今回は欠席なので、鶴屋王と2人で進めます。

まずは、セ・パ両リーグの順位予想結果をドーンと出してしまいましょう。
※下記、赤字のチームは予想が的中したチームです。(2018年3月に行った順位予想の詳細は、こちら)


セ・リーグ
最終順位
1位 広島
2位 ヤクルト
3位 巨人
4位 横浜DeNA
5位 中日
6位 阪神


擬音王
1位 広島
2位 巨人
3位 阪神
4位 横浜DeNA
5位 中日
6位 ヤクルト
鶴屋王
1位 阪神
2位 広島
3位 横浜DeNA
4位 ヤクルト
5位 巨人
6位 中日



パ・リーグ
最終順位
1位 西武
2位 ソフトバンク
3位 日本ハム
4位 オリックス
5位 ロッテ
6位 楽天


擬音王
1位 ソフトバンク
2位 西武
3位 オリックス
4位 楽天
5位 ロッテ
6位 日本ハム
鶴屋王
1位 楽天
2位 ソフトバンク
3位 西武
4位 日本ハム
5位 ロッテ
6位 オリックス



擬音王: 今年はセの予想が広島・DeNA・中日の3球団的中という事で、予想はまずまず当たったかなと思うけど・・・阪神がまさかの最下位ではねえ(汗)特に後半は戦いぶりが不甲斐ないというか、チームがバラバラ・無気力にさえ見えてしまって、試合自体見る気なくなってたわ。金本独裁・片岡無能・ロサリオ大ハズレとか敗因は色々あると思うけど、結局何が一番アカンかったんやろ。
鶴屋王: 最下位になった以上は何が、と言うより何もかも、と言った方が近いけど、ちょっと監督の求心力が薄れるのが早かったよね。まず去年である程度戦える力が付いてきたのに、コンバートでいじってしまったでしょ。サードでゴールデングラブ賞取った鳥谷をセカンドに追いやってまで、大山をサードに充てる根拠なんて普通考えたらないもん。この処遇に阪神ファンは離れるきっかけになってしまったと思う。あと応援する側と金本監督に隙間を感じたのは、応援する側は今年金本監督就任3年目で集大成を見せてくれるという気持ちで見ているのに、ここぞという試合や局面で、「やってることこれまでと一緒やん」、てな采配や起用しか見られなかった。本当は金本監督にもう一年頑張ってほしかったけど、甲子園にも巨人戦にも負け越して、ファンは味方に付いてくれへんよね。
擬音王: そこまでして大山推したのに途中で我慢し切れず代えたりとか、中途半端な選手起用も多かったように思うわ。ただ金本監督もいったん続投が確定的だった所から一転辞任とか、球団としての対応も印象悪いわ・・・球団全体の体質が変わらん限り、矢野監督に代わってもどうやろね。それと鶴屋王の言う通り、巨人に弱過ぎたいうのも阪神というチームからしたら致命的やったやろね。その巨人でいえば、今年ブレイクした岡本を悪い意味で乗せてしもたのも阪神やったな(汗)
鶴屋王: 今年の阪神の試合では何か悪いことが起きそうな虫の知らせはよく感じたけど、巨人戦の岡本の打席では特によく感じた。で当たり前のように打ち頃の球をスタンドに持っていかれると。投げてるお前は何も感じんかったんかと(笑)。でも今年の巨人は岡本と菅野の以外の脅威はそう無かったんやけどね。それでも気が付いたら負けてるから腹立つという。で、この高橋監督もこの3年間、特に成長したという感じは見られへんかったなあ。何かあったら無理矢理監督させられた高橋監督がかわいそうってなって、就任を決めたのはお前やろと。金本も高橋も、阪神巨人戦を特別視せず、伝統の一戦と呼ぶには白けたゲームばっかりやったことは非常に残念です。
擬音王: 阪神と巨人が白けたゲームばかりやってた一方で、広島は相変わらずの盛り上がりでチームも3連覇・・・少なくともセの中では今年も抜けた存在やったと思う。ただ、今年は広島の強さ以上に他チームがだらしなかった印象もあるけどね。2位のヤクルトも、広島以外のだらしない5チームの中で一番マシやったんかなと。ヤクルトの何が良かったん?と言われてもあまり思いつかない・・・今年は例年続出してた故障者が少なかった・・・んやろか?
鶴屋王: ヤクルトは隔年でというのが今まであったけど、今年は期待値が高くなかった分、極端に足を引っ張った要因が無かったからと違う?1番坂口から始まって、青木、山田、バレンティンと来たらどっかで打てるし、リードしてても追いつかれる恐怖感は広島よりもヤクルトの方が上やったもん。でもこれで来年は優勝狙えると思ったら、途端にケガ人バタバタ出てくるからなあ。予想しづらいチームやわ。
擬音王: そやなあ、チーム打率は広島よりヤクルトの方が上な訳やし。まあそれでも本塁打と盗塁は広島の方が上やからね。チーム防御率はほぼ同じやから、1位と2位は総合的な得点力の差が出た感じかな。あとはヤクルトと逆に、期待値が割と高かったのにアカンかったのがDeNAかな。こちらは今永とか濱口とか、昨年活躍した投手がサッパリやったね。
鶴屋王: DeNAは走攻守で個性ある選手が揃ってきて、ようやく優勝を口にできるところまで来たかなと思ったけど、ちょっと正攻法にこだわりすぎたかな。それと8番にピッチャー置くのは相手にハンデ与えてるような気がして、実際助かってることが多いんやけど、やっぱりやめるつもりないんかな。 あと広島はコメントしてませんでしたが、もう王者の貫禄です。丸の巨人行きくらいではびくともしないでしょう。FAの人的保障ではピッチャーを選びそうな気がしますが、誰を選ぶかによってはさらに戦力強化になるかもしれません。でもそれでも日本シリーズでは勝たれへん訳やからほんまパリーグ強いよなあ。
擬音王: という事でパに行く・・・前に、セで中日だけ触れてないわ(苦笑)といっても松坂が多少復活?ぐらいしか・・・ここは期待値低く結果もほぼ予想通りやったからなあ。明るい話題はドラフトで根尾獲れたぐらい?けどそれもシーズン終わってからの話やし。

で、パはソフトバンク優勝が鉄板やと思ってたら、打線の爆発力で西武が持っていきましたな。私は2位予想してたからそんなに驚きはないけど、ソフトバンクはサファテが早々に故障で抜けたのが痛かったね。けど、それでも日本一になってしまうんやから、やはりパとセの差は疑いようもないな。
鶴屋王: やっぱりソフトバンクがパリーグのレベルを上げていってるよね。1軍には活躍した分給料上げれるし、ファームにも施設や設備にしっかり投資してる。パの他チームはそんなチームに勝たないと優勝できない訳だから、お金がないのなら頭と練習量で何とか一矢報いようとする。クライマックスでひっくり返された辻監督が号泣するのもわかる気がするよ。
擬音王: そうやなあ、ソフトバンクは投資が上手いから選手層も厚いよね。あんまり言うとアレやけど、金はドカドカ使う割に獲った選手がいっこうに活躍せんセの某球団とはえらい違いや(苦笑) しかし、パで分からんのは日本ハムと楽天やね。両チームとも、シーズンによって順位に差が激し過ぎて予想が非常に難しい・・・。
鶴屋王: 日本ハムは大谷ショックがどう出るかなと思ってたけど意外に悪くなかった。大谷がいた頃からいずれいなくなることを見越してそれなりの準備をしてきたからかとも思う。栗山監督も7年やっていい時悪い時の舵の取り方が上手くなった。やっぱ監督も経験に勝るものはないね。そうかと思うと楽天梨田監督は…。経験ではどうにもならないこともあるんやね(笑)。でも阪神も楽天も星野監督が亡くなった年になんてザマ。星野監督にどう報告するつもりや(怒)。
擬音王: 阪神も楽天も、シーズン前はプロの評論家の評価高かったんやけどね。なかなか劇的なドラマみたいな展開にはならんもんやな。1年遅れで良いから、来年こそは頑張って欲しいわ。阪神は西やガルシア入ったし、楽天も浅村獲れたしね・・・っと、来年の話は来春の順位予想まで取っときましょか(笑)あとはパで触れてないオリックスとロッテ・・・オリックスは個人的に応援しとったけどあかんかったなあ。今シーズンは正直どちらも印象薄いけど(苦笑)、両チームについて何か言っときたい事ある?
鶴屋王: オリックスは…、金子がいる間に優勝できなかったというのは今後に尾を引くかもしれないね。それぐらいかな。あ、あと選手にいろんなユニフォーム着せんの、やめよ(笑)。ロッテは井口が現役引退から即一軍監督の起用で、やっぱりそうなるかという感じ。来年もやるみたいやけど任せたんなら途中で梯子を外すようなことは絶対やめてほしいわ。人気にあやかって現役引退後即監督の流れは、営業的には効果があるんやろうけど、チーム作りとしては間違ってると思うんやけどね。なんか最近プロ野球の改革と言えばクライマックスシリーズから始まって、球場のグラウンド縮小化と目先のお金を拾っているだけでファンに声の無視と感じるのが多いと思う。もうクライマックスも見直してよい時期に来ているはずだし、そもそも雨天中止が重なって9月に20連戦なんて馬鹿げてる。リクエスト制度は回数やルールを変えて続けてみる手はあるけど、やっぱり今球場に来ているファンの声を生かした改革をして欲しいもんですな。今年は愚痴ばっかり多くなるけどこれも年のせいでしょうか(笑)。
擬音王: そやねえ、球場のグランド縮小化でいえば、阪神もあまりの貧打ぶりに「甲子園にラッキーゾーン復活を」なんて声もあるみたいやけど、どうなんやろね。まあ外野席からブルペン見えるのは個人的に好きやったけど・・・っていかん、年がばれてまう(苦笑)

という事で、時間が来てしまいましたのでここらでお開きに致しましょう。以上、2018年プロ野球新年会でした!

(〜2018/12/24 擬音王宅にて収録〜)





阪神コラムTOP

ワイド・ジャンル・トーキングTOP