トラッキー第1回「2017年プロ野球忘年会」ラッキー



擬音王:
27万9500Hit記念!!2017年プロ野球忘年会〜!!!
・・・という事で、2017年のプロ野球を振り返る会を開催したいと思います。
なお、阿辺留氏は諸事情により今回は欠席なので、鶴屋王と2人で進めます。

まずは、セ・パ両リーグの順位予想結果をドーンと出してしまいましょう。
※下記、赤字のチームは予想が的中したチームです。(2017年3月に行った順位予想の詳細は、こちら)


セ・リーグ
最終順位
1位 広島
2位 阪神
3位 横浜DeNA
4位 巨人
5位 中日
6位 ヤクルト


擬音王
1位 巨人
2位 広島
3位 阪神
4位 ヤクルト
5位 横浜DeNA
6位 中日
鶴屋王
1位 阪神
2位 ヤクルト
3位 広島
4位 横浜DeNA
5位 巨人
6位 中日



パ・リーグ
最終順位
1位 ソフトバンク
2位 西武
3位 楽天
4位 オリックス
5位 日本ハム
6位 ロッテ


擬音王
1位 ソフトバンク
2位 楽天
3位 日本ハム
4位 ロッテ
5位 オリックス
6位 西武
鶴屋王
1位 西武
2位 ソフトバンク
3位 日本ハム
4位 楽天
5位 ロッテ
6位 オリックス



擬音王: 今年もセ・パ共に順位予想はサッパリ・・・まあ阪神は大健闘の2位やったけど、中谷とか秋山とか一昨年は全くやった選手が出てきた一方で、一昨年から更なる飛躍が期待された藤浪・岩貞・高山あたりがイマイチ・・・やはり何年か続けて活躍してこそ本物、なんやけどなかなか難しいね。
鶴屋王: 期待した選手がそうでなかったり、その逆に嬉しい誤算があったりと想定外がいっぱいあったシーズンやったけど、金本監督は目先に捉われず、ブレずに育成にこだわったと思うね。この場面で結果出すにはこいつじゃないやろ、てのはみんなわかっててもこの選手にかける。それも失敗しても何回もチャンスを与えるのは出来そうでできへんよ。その最たるのはドラ1大山の起用でしょう。クライマックスの頃には何年もクリーンアップ打ってるような貫禄あったもんなあ。でも最初はボロボロで打たなくても打たなくてもスタメンに立たせてようやく初ヒットのホームランが出て、打った瞬間金本監督がバシッとベンチを叩いたシーンは何杯でもご飯いけるね(笑)。
擬音王: ベンチ叩いた金本監督は私も生で見たけど、ホンマ嬉しそうやったな(笑)けど大山にしても来年が勝負やろね。まあ性格的には浮かれるようなタイプやなさそうやから、期待したいけど・・・そういう意味では中谷がちょっと心配かな、インタビューとか聞いてると調子乗りそうなタイプに思えるから(苦笑)
ただそれにしても、今年も広島は強かったね。特に攻撃面でセの他球団とは大きな差があるように思うわ。選手の年齢的にベテラン頼みでもないし、しばらく「広島時代」が続く予感さえする戦いぶりやったと思う。
鶴屋王: 戦前のチーム力では抜きん出てたけど連覇ってそうそう出来るもんじゃないし、覆すなら阪神と5月の9点差逆転勝ちで一度は確信したんやけどね。きっちり9月の3連敗で仕返しされてやっぱり力の差は確実にありました。去年は選手層の薄さで中継ぎとかそれなりに付け入る隙があったんやけど、安部や野間や二の矢三の矢が次々出てきて完璧に隙が無くなったね。少なくても来年は同じメンバーで行くでしょうし、年棒上がりすぎて鈴木・菊池あたりがメジャーに行くとか言い出すまでは「広島時代」は続きそうな気はするね。
擬音王: 一方で巨人のBクラスは正直予想外やったなあ、まあ心情的には全然OKなんやけど(笑)やっぱりあんだけ補強しといて補強した選手達があの惨状やったからかな。山口俊なんかその最たる悪例やし。かと言って若手に期待できそうな選手がいるのかといわれると微妙やし、こちらは広島とは逆にしばらく沈んでそうな気もするわ。まあ心情的には全然OKなんやけど・・・大事な事なので2度言いました(笑)
鶴屋王: やっぱ交流戦の13連敗は笑ったなあ。で相手がセリーグになった途端星を戻しだすと言う。セリーグしっかりせえよ(笑)。でも今までも移籍組がさっぱりという年はあったけどここまで先が見えないことも無かったと思うけど、やっぱりこの成績の原因に高橋監督からこの状況を何とかしようという気持ちが見えなかったのはでかいでしょう。選手から監督にさせられた経緯は可哀相な部分はあるとはいえ、40才越えたええおっさんがなんやから、まる1年やって今の仕事に覚悟決めろよと同世代としてムカムカしてくるね。正直どんな優秀な戦力が付いても監督が今の感じやったら優勝することは無いと思う。気が付けばセリーグの監督みな俺らと同世代で、選手を年下と見出すと不思議に野球の見方も変わってくるもんやね。
擬音王: 何に対してもモチベーションは大事やからな・・・阪神の金本監督も同年代な訳やけど、その辺りの差は明確に感じる。それで言うとラミレス監督の明るさと言うかポジティブさというか、がDeNAを良い方向に変えたのは間違いないと思う。ああ見えて分析力もあるみたいやし。近年のドラフト上位で獲った投手の活躍も目立つし、阪神にとっては来年も強力なライバルになりそうやね。
鶴屋王: DeNAラミレス監督はもっとラテンのノリで大雑把な野球をしてくると思ってただけに、今年は冷静に味方と敵を分析する日本的なじりじり追い詰めてくる野球をしてくるのが意外やった。8番ピッチャーは阪神時代の野村監督か星野監督もやってたし、奇策と言うほどでもない。どうしても打力に勝るチームやしクリーンナップを抑えてたら相手から崩れてくれるから、敵として脅威には感じなかったけど、来年大和がセンターラインに加わって守備力が上がれば侮れんチームにはなるよね。ヤクルト真中監督こそ可哀相過ぎたかな。本気でお払い検討して欲しいやけどなあ。あ、一人同世代じゃない監督いてた、中日森監督(笑)。まあ永年縁の下の方だったし、しばらくは目玉なしで地味な野球を続けていくしかないのかな、松坂獲るくらい許してあげてよ(笑)。


擬音王: という事で、時間も無くなってきたのでパ・リーグを簡単に・・・唯一ソフトバンクの1位予想だけ当たりました、まあガチガチの本命やったかも知れんけどね。あと、順位は外れたけど楽天の躍進も(笑)一方で意外やったんは5位と6位かなあ。日本ハムは大谷離脱がモロに響いたんやろけど、大谷頼みのチームやった事が露呈したとも言えるよな。その大谷おらんようになった来年も厳しそうやわ。そしてロッテ・・・オープン戦(圧倒的1位)のようにはいかんやろとは思てたけど、まさかあそこまでの惨状になるとは。
鶴屋王: 西武はあまり前評判が高くなかったこともあっただけに、優勝したらここで威張れるなあと地味に応援してたのに…。ソフトバンクが強いのは分かってたんですよ。リアル「プロ野球チームを作ろう」の成功サンプルなんやもん。成績どおりに年棒の額面上がるのここだけですしね。マジな話日本シリーズに来られたらセリーグ勝てる訳ないですやん(笑)楽天もこの群雄割拠のパリーグでしっかり存在を示せるほど地力が付いてきたのは嬉しいね。いい外国人連れてくるし。パリーグもAクラスとBクラスで格差付いてきたかなあ。
擬音王: そうやなあ・・・オリックスにも頑張って欲しいけど、平野が大リーグに行って戦力ダウンは必至やし、今や戦力格差はセよりもパの方があるかも知らんね。
という事で、時間が来てしまいましたのでここらでお開きに致しましょう。以上、2017年プロ野球新年会でした!

(〜2017/12/24 擬音王宅にて収録〜)





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